WHY社長塾
2021年10月26日

WHY社長塾の「なぜ」と「タイトルの意味」

初めまして、「WHY社長塾」塾長の原田です。

 

今回は初回ということもあり、このタイトルで記事を書く目的をお伝えしておきます。
まず、目的を一言で表すなら「社長という人種がこよなく好きなのでお役に立ちたい」となります。

 

そんな私の好きな社長の特徴は、「欲望がはっきりしていて分かりやすい」「好奇心旺盛」「行動力がある」「アイデアマン」「楽しいことが大好き」「失敗を恐れながらもチャレンジする勇気がある」、とりわけ好きなのが経営を続けていくうちに「謙虚になっていく姿」です。「自分のために」から「他人のために」と生き方が変化していくところには感動さえします。

 

さて、そんな社長たちを私の本職である生命保険や各種経営者の会などで観察していると、大きく欠落している要素が見えてきたのです。言い換えれば、「これを知っているだけで、どれだけ経営が上手く行くだろうかという点」が見えてきたのです。もちろん知って実行に移すことが大事ですが、知っているだけでも将来起きうることに早くから準備が出来ます。

 

ですから、このブログで社長たちにお伝えしたいことを公開することにしました。少しでも多くの社長にお役に立てることを願っています。なぜなら、あなたの会社を守ることによって、あなたの向こう側にいる見えない多くの人を間接的に守ることができるからです。保険とは会社と人を守るものです。知識だけでも守ることができるなら、それも保険だと私は思っています。そして私の利益はその後だと考えています。

 

まずは社長、あなたが何歳であれ、あなたの会社の出口は5つだけであることを知っておいてください。
1.上場
2.事業承継(親族内)
3.事業承継(親族外)またはM&A
4.清算
5,倒産

 

社長、あなたはどれを目指していますか?
考えたくなくても、いずれこの日は来ますよ。

 

一般論で取捨選択するなら、1の上場は経営の意味合いが異なるので除外します。(それが分かっていない若い経営者は多くいますが)
4の清算は利益は出ているが後継者不在などの理由で廃業すること。従って、初めから4または5を目指す社長はいないので、残るは2または3となります。

 

この時点で課題はもう見えてきます。後継者を早めに育て上げることです。育つのにどれくらいの期間がかかるでしょうか。最低5年~10年だと私は考えています。経営者の子とはいえ、先ほど書いた人種が異なるケースが多いからです。社長とは対極的な性格の子供さんをよく目にします。ですから、多くの社長が「オレの子に経営は無理だ」と決めつけていることも多いですね。気持ちは分かります。

 

では、社員の誰かを後継者にしますか?その人の意向はどうですか?いつから教育しますか?株式の譲渡は事実上可能ですか?

 

それともM&Aですか?あなたの会社は買う価値がありますか?買う企業があると思いますか?いくらで売れると思いますか?売れなかったらどうしますか?

 

社長、もっと迫ります。こんな最後の後始末をするのが70~80代の高齢になり、体力も気力も衰え、もしかすると認知症も患っていたとするなら、きちんと出来ると思いますか?出来なければどんなことが起きると思いますか?

 

あなたが人生後半になり、大事にすべきは「家族」「従業員」「顧客」だと気づいた時に、そのすべてに大きな迷惑をかける可能性が高いのです。そうです、相続の問題です。

 

社長という人種は多くの人に多大な影響を及ぼすという意味で責任が大変重いのです。このことは人生後半になると社長たちはみんな気づきます。でも、その時にはもう遅いことがたくさんある。

 

ここで、タイトル「WHY社長塾」の意味です。
社長たちは若いころは多くが「名誉欲」「金銭欲」「支配欲」などで起業します。ところが、人生そうではないんだと多くの場合高齢になって気づきます。らば若いころから「なぜオレはこの会社をやっているのか」を常に考えていただきたいのです。常に「なぜ、なぜ」「その先に何があるのか」を意識していただきたいのです。

 

この「なぜ」を意識することには2つの大きな意味があります。
一つは、大成功した企業は「なぜ」がしっかりあること
https://www.youtube.com/watch?v=qp0HIF3SfI4サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか)
もう一つは、あなたが大切に思う人々を守ることが出来るからです。

 

ですから今のうちに出来ることはやっておこうというのが、この塾の目的です。
きっとお役に立てると確信しています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回を楽しみにしておいてください。

 

WHY社長塾の「なぜ」と「タイトルの意味」

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